初めてヘナでカラーリングをすると、白髪が明るいオレンジ色から赤っぽい色に染まります。
また、髪質によっては金髪のように染まることもあります。
ヘナを何度か重ねていくと、だんだんと落ち着いた濃い色になっていくのですが、生え際の白髪との境い目が目立ってしまうこともあります。こんな時におすすめなのが、ヘナの後に行う、インディゴによる重ね染めです。
インディゴは単独では、髪を染めることはできません。髪に付着しているヘナの成分を変色させるようです。そのため、ヘナの後に、インディゴを使うと、白髪のオレンジや赤が茶色っぽい色に変わります。
■インディゴの使い方
１．インディゴのリキッドを作る
★ インディゴのリキッドはできたらすぐに、髪に塗ります。全ての準備を整えてからリキッドを作りましょう。
★ 髪の量に合ったインディゴの粉を用意します。セミロングで５０ｇ位が目安です。
★ インディゴの粉をボウルなどに入れ、水かぬるま湯を少しずつ加えながら、しゃぶしゃぶ状のリキッドを作ります。
インディゴ３０ｇに対して、水８０〜１００ｃｃ位が目安です。
★ インディゴは水に溶けにくいです。少しずつ水を足して、スプーンでかき混ぜながら、インディゴと水をなじませていくようにします。
２．インディゴのリキッドを髪に塗る
★ ハケを使用して、髪に塗ります。
３．しばらく待つ
★ 白髪にしっかり染まったオレンジ色を変色させたい場合は、１時間置きます。
★ オレンジや赤をちょっと落ち着かせたい場合は３０分くらい置きます。
４．お湯で洗い流します。
インディゴは２週間くらいで染色効果が落ちてきます。重ね染めした白髪の茶色が薄くなってきて、ヘナで染まったオレンジ色に戻ってきます。その場合は、インディゴだけでもう一度、重ね染めをします。 |
